2018全日本モトクロス選手権第9戦(決勝日)

晴れた1日となり、暑さも少し感じました。

IA1H2スタート直後

IA1クラス、成田選手と山本選手のランキング争いは成田選手にとってはかなり難しい状況でした。ヒート1成田選手が3位山本選手が4位でゴールしポイント差は5ポイント差。最終ヒートで一気にポイント差を詰めるのはかなり困難な状況にでしたが、思わぬハプニングが逆転タイトル獲得を成田選手にもたらしました。とにかく前向きな姿勢で自身ができることをした結果が逆転タイトル獲得となったのではないかと思いました。

【IA1決勝画像】IA1H1|IA1H2

12度目のタイトル獲得となった成田選手。

成田選手
2013年も
逆転タイトル獲得でした。

成田選手は2013年、第6戦を終えてトップと40ポイント差だったポイント差を第7戦で10ポイント詰め、第8戦で12ポイント差(298P)まで詰めました。しかもランキングは4位でした。トップだった小島庸平選手が310P、2位の小方誠選手が305P、3位の平田優選手が299P。最終戦は4人の選手にタイトルの可能性のありました。この日は雨でコンディションも悪く、今シーズンとくらべても大きな変化が起きる可能性が高く感じていたことを覚えています。ヒート1は招待選手に続いてゴールしたのは成田選手でした。小島選手が12位でゴールしたため、5位でゴールした小方選手がトップに立ち(326P)、小島選手が2位に(324P)。3位に成田選手(323P)、4位平田選手(322P)。ヒート2は小島選手は12位(388P)、平田選手が8位(340P)小方選手が4位(359P)成田選手が2位(350P)でゴールしわずか1ポイント差でシリーズタイトルを決めました。この年の成田選手は第6戦を終えた時、タイトルに向けて不安を感じているようにも見えました。
AMAモトクロス第12戦にスポット参戦(2013/8)
藤沢以降、成田選手に会ったのはエルシノアで行われたAMAモトクロスの最終戦でした。藤沢でレース後に私が感じた印象は全くなくなっていて、清々しささえ感じたのを覚えてます。ランキングのことをわすれ、AMAのレースを楽しんでいました。その後名阪、オフビ、と結果を積み上げ最後まで諦めずに自分の走りをした結果が逆転タイトルだったのだと、その時に感じました。

IA2クラス
古賀太基選手が
タイトル獲得

IA2クラスも逆転タイトル獲得となりました。第8戦を6ポイント差のトップで終えた能塚選手は、両ヒートを4位で終えました。ランキング2位だった古賀選手はヒート1は2位。ヒート2を1位でゴールしタイトルを獲得しました。難しい局面を乗り越えた勝利でした。

【IA2決勝画像】IA2H1|IA2H2

【決勝日の画像】
IA1H1|IA1H2|IA2H1|IA2H2 |スナップショット
【リザルト】
IA2H1|IA2H2
IA1H1|IA1H2
【リンク】
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