2019全日本モトクロス選手権第3戦(決勝)

決勝日は、曇りでした。どんよりというよりは薄曇りでした。散水もしっかりされ、ドライコンディションの過去の弘楽園と比較するとかなり良いコンディションではないかと感じました。今大会もたくさんの人たちの思いが詰まっていた大会でした。

朝の練習走行

弘楽園のコースを整備・管理してくださった橋口さんと長田さんのお二人に話をうかがいました。

長田さん

今回のコースで気をつけたことと、コースコンディションキープのために気をつけたことは?
Aまずはホコリが出にくい様にすること!
その為に、一度地面を掘り返し!
掘り返した部分を金曜日迄乾かし、そこへ大量に散水を行い水分がキープされる様にしてみました。

ドライコンディションでも何ケ所かで轍ができているということは多めに土を入れたということですか?
Aスタートエリアと、3コーナーには良い土を補充しましたが、他の所はしていません、掘り返し!散水の繰り返しによってやわらかくし、轍が出来やすい状況にしました。
(散水のタイミングや散水量の調整、これも難しく、タイトなタイムスケジュールだとどうしてもマディコンディションになってしまうクラスがある)

今回のレースを終えて、2年目となった広島のコースに対しての感想を教えてください。
A今回は先輩ビルダーの橋口さんと色々と相談させて頂きながら取り組み出来た事が勉強になりました!
前回やらせて頂いた時も天気が良くホコリが出てしまい良い状態に出来なかった部分もありましたので、まずはホコリ対策を考えて作業しました、
後は、広島は土質がどうしてもハードパックになってしまうので少しでも柔らかくしライダーが気持ち良くアクセルを開けれる状態にしてあげたかった!それによって良いレースをしてもらい観客の皆様も楽しんで頂けたら最高だと思います。

今回転倒者が多かった部分ですが…
今の全日本は技量さが多くどこに的をおいてコース設定するかが難しく…
レディース、ジュニア〜IA1までのライダー皆んなが楽しくとなると見ている方は物足りないとか?レディースは良いけどIAには簡単過ぎて差が出なく面白くないとか…難しいです!今後はそんな部分も何か上手くやって行ければと思います。

もう一つは二次災害…
施設内の広さや形状、状況によって難しい部分ですが…
安全なエリアの確保をもう少ししなければならないと思いました!
転倒やミスによってコースアウトをしてしまった時に再スタート出来ない状況やダメージを負ってしまう様な事はなるべく無くして行きたいと思います

橋口さん

Q今回のコースで気をつけたことと
コースコンディションキープのために気をつけたことは?


◎ 気をつけたこと…
・たくさんラインができるように…
・散水の水分を長い時間保有するように…
・コースアウトした際に、なるだけ安全なように…

◎コンディションキープのため…
・長田くんががんばってくれた掘り起こし
・前日と当日の散水

Qドライコンディションでも何ケ所かで轍ができていました、橋口さんは硬い路面についてはいなべでこれまでも経験されてきたと思います。広島の硬い路面に対して意識されたことはありますか。


◎何ヵ所か轍…
これはほんとに、掘り起こしをがんばってくれた長田くんのおかげです。

掘り起こして、散水をたっぷりとしてあげると、角砂糖が崩れて溶けるように…
ブルで1~2回引いてあげると程よく崩れてほぐれてくれました。

いなべの土はもっとクセがあって固くて
そうならないんですよね…

弘楽園の方が土の粒子が大きいです!

掘り起こした部分は、ブルで押したり引いたりを最低限で済ませ仕上げるように意識しました。

(ブルで固めないように…)

Q今回のレースを終えて、広島のコースに対しての感想を教えてください。


・各コーナー、たくさんのラインができて、ドラマが展開されるコースになってよかった。

・最後に、横澤くんが入り込んでゲガをしてしまった部分…

最初の状態より、かなり埋めたのですがダンプであと5杯でも土を運んであと5メートル埋めてあげてたらよかった…
と後悔しました(T-T)

もっと、全日本時のオフィシャルさんと仲良くなれたら、信頼や意志の疎通がスムーズだっただろうな…

散水の程度も『ちょうと良い程度』にできてただろうな…

と思いました。

IA1の池谷選手に今回のコースについてうかがいました。

コースはいつもに比べたらハードではなく所々轍もあったり、少しハードな部分があったりいいコンディションでした!
難易度はそんなに高くはなく、ラインが何本かある割には差が出るパッシングポイントは無かった方だと思います。
インフィールドから帰ってきてからの以前にフープスがあった前のコーナーから次のコーナー。そこで差を詰めてから3.3.2の下りなど。 あとは意外と、最終コーナーからの登りが少し荒れててパッシングポイントになったのでは。

MXEEの決勝ヒート画像FLICKRへのリンク以下から

[IA2H1] [IA1H1] [IA2H2] [IA1H2]
[スナップショット]

IA2クラス

序盤は予選トップの二人がバトル(ヒート1)

ヒート1。予選から調子の良かった道脇選手がホールショット、大城選手が続きます。その後、大城選手がトップに立ち差を広げていきます。道脇選手は終盤まで2位を走行しましたが、後方から追い上げてきた大倉選手に残り2周で抜かれてしまいます。道脇選手はこのヒートを3位で終えます。
大倉選手は今シーズンすでに何度か表彰台に上がっている選手でヒート2はスタートこそ決まらなかったものの1周目を2番手で通過、5周目にはトップに立ち徐々に差を広げていくと、このヒートで優勝しました。

ヒート1は大城選手が優勝
ヒート2の序盤、大倉選手はトップの大城選手をパス。

第2戦のヒート1で優勝した平田選手はヒート1が5位、ヒート2が7位とやや苦戦しました、ランキングは大倉選手と入れ替わり3位へ。
ここまで3勝している横山選手はヒート1が4位ヒート2は2位でした。ランキング4位の内田選手は6位/4位でランキングは変わらず4位。

道脇選手は5位、内田選手は4位でフィニッシュ。(ヒート2)

IA1クラス

圧倒的な強さもあきらめない走りも魅せてくれました。

成田選手が今大会もレースを盛り上げてくれました。ヒート1は序盤にトップに立ち差を広げて優勝。ヒート2は少し遅れてのスタートからジワジワと順位を上げ、ラストラップまでにトップに追いつきました。ラストラップに入りトップの山本選手が転倒、真後ろにいた成田選手も転倒。再スタートし3位でレースを終えました。両ヒートで山本選手の前でゴールした成田選手はポイント差を8ポイント差としました。

怒涛の追い上げ(ヒート2)

ラスト2ラップのトップ争い(ヒート2)

最後の最後に逆転

最終ラップ、トップ二台の転倒でファイナルラップ後半のトップ争いは小方選手と深谷選手に。(ヒート2)

ヒート2、最後の最後で逆転勝利した深谷選手。ランキングも小方選手に続く4ポイント差で4位に。

IA1クラス1年目の横澤選手。ヒート1で嬉しい初入賞、でしたがヒート2のコースアウトで大きな怪我をしてしまいました。

ヒート1、連続ジャンプでクラッシュしリタイアした星野優位選手。今シーズンはこれまで順調にポイントを重ねてきていたので、このリタイアは残念ですね。

IA1ポイントランキング

RANKNO.NAMEMachinePTS
1114Akira NaritaHONDA128
2400Kei YamamotoHONDA120
34Makoto OgataKAWASAKI110
451Koichi FukayaSUZUKI106
58Takashi OkanoYAMAHA98
6166Yui HoshinoYAMAHA78
7155Gota OtsukaHONDA77
8793Yuta IkegayaKTM73
944Yohei KojimaHONDA72
106Yutaka HoshinoHONDA71
11322Takumu YokosawaHONDA57
1241Takesato KitaharaKAWASAKI54
1346Syuma KobayashiSUZUKI54
1445Nozomu YasuharaKAWASAKI52
15718Toshiki TomitaHONDA40
1623Kenichi NagatoHONDA39
1724Hakuryu MichiwakiHONDA24
1825Naoki KawaguchiSUZUKI18
1919Syumma MunemotoYAMAHA15
2026Shoya ShiraishiYAMAHA14
2117Kazunori OnoHONDA10
2229Kazuto OishiHUSQVARNA6
23164Hiroshi KawamuraKAWASAKI4
2477Ryota SuzukiHONDA3
2530Masahiro KobayashiYAMAHA2

IA2ポイントランキング

RANKNO.NAMEMachinePTS
1386Haruki YokoyamaKAWASAKI135
236Yuki OkuraYAMAHA126
381Yu HirataYAMAHA115
438Atsuki UchidaSUZUKI105
540Kainosuke OsiroHONDA102
643Ukyo MichiwakiHONDA70
742Ryota AsaiYAMAHA69
858Eiki SuzumuraHONDA62
9954Ryo IshiuraHONDA57
1048Taichi OokiKAWASAKI45
1102Tatsushi KawakamiYAMAHA43
1255Kakeru KamodaSUZUKI41
1352Ryo WatanabeYAMAHA36
1466Daiki UryuYAMAHA31
1547Riki HirayamaKAWASAKI30
1637Kota ToriyabeYAMAHA28
1754Yusuke MoriHONDA27
1864Akito TakaharaSUZUKI25
1949Masashi TeguriSUZUKI24
20911Takashi SaitoSUZUKI23
2101Toa KishiYAMAHA18
2262Urara SasakiYAMAHA18
2304Yuto SaijoKAWASAKI16
2461Asato MachidaKAWASAKI14
2509Masanobu MuroiYAMAHA12
2685Takase TanakaHONDA11
2757Kojiro TakahashiKAWASAKI9
2856Kaisei NishigakiYAMAHA8
2906Ryosuke ManoSUZUKI7
3068Genki TsuchiyaKAWASAKI6
31010Ryo KuramochiHONDA4
3273Tsubasa KogaKAWASAKI3
3308Kenta SaitoSUZUKI3
3478Isamu FujitaHONDA1
3576Takumi TakenoHONDA1
36919Yu IshiuraHONDA1
レースレポートリンク

MFJ
http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2019/motocross/phot_report/jmx_19r3.html

MFJファンサイト
http://jmx.jp/archives/10434

HRC
https://www.honda.co.jp/JMX/race2019/rd03/